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わが兄 チェーホフ

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ミハイル・チェーホフ(著)
宮島綾子(訳)

出版年月
2018年2月
ISBN
978-4-7734-2024-1
判型・ページ数
B6判・380ページ
定価
本体2,200円+税
在庫
あり

本の内容

人間チェーホフの息づかいが聞こえる――

最晩年と少年期の数年を除き、家族として多くの時間をともに過ごした5歳下の弟ミハイルが描くチェーホフ。兄アントンが作家として、一人の人間として自己を形成していく過程をあたたかな目で描き出す。

数々の短編、今も上演され続けている『桜の園』などの戯曲の作者として名高いチェーホフ。その時代を超えた文学はどのような人生から生まれたのか。チェーホフの人生の中核をなした様々な出会いと作品、ペシミスティックとされる作風と対照をなす実生活における素顔など、作家像を豊かに彩るあらたな書。

目次

チェーホフ家の系譜
チェーホフのモスクワ(地図)

第一章
チェーホフ家の系譜 家族と生地タガンローグ 家庭演劇

第二章
タガンローグでの少年時代 父の破産と夜逃げ

第三章
家を失った家族、モスクワへ移る 三年間に十二回の引っ越し 貧困生活 チェーホフの大学入学 初めての誌上掲載

第四章
雑誌『目覚し時計』、『破片』、『こおろぎ』など

第五章
初めての患者 『かもめ』のモチーフとなるレヴィタンの恋

第六章
バープキノの生活 コルシ座で『イワノフ』公演

第七章
兄ニコライの死 『森の精』公演 最初の喀血 劇作家オストロフスキイのエピソード

第八章
サハリンへの旅 ヨーロッパでのチェーホフ ボギモヴォでの生活 『決闘』執筆 退廃についてのワグニェルとの論争

第九章
メーリホヴォの地主となる チェーホフ家の蜜月 短編『黒衣の修道僧』 『かもめ』を書いた離れ

第十章
一八九二年の飢饉 病の重さ自覚 父の死 『かもめ』初公演 全作品の著作権をマルクス社に譲渡 ニースとパリ モスクワを引き払いヤルタへ アカデミー名誉会員に 結婚と死

解説 『わが兄 チェーホフ』とその著者
訳者あとがき
チェーホフ年譜
人名索引
チェーホフ著作名索引