原発事故 国家はどう責任を負ったかウクライナとチェルノブイリ法
馬場朝子 尾松亮
- 出版年月
- 2016年3月
- ISBN
- 978-4-7734-2000-5
- 判型・ページ数
- 46判・224ページ
- 定価
- 本体2,000円+税
- 在庫
- あり
本の内容
チェルノブイリ原発事故被災地で、被害補償や健康診断の実施を定め、被災者の生活を守り続けている「チェルノブイリ法」。
この法律を作った政治家たちの理念と、被災地の人びとの声を聞き、この法律の価値を考える。そこには今の日本にはない、人の命と生活を守る高い理想と強い意志がある。
被災者支援について、責任感と当事者意識に欠ける日本政府のあり方に、一石を投じる書。
目次
はじめに
第1章 今も被災者を支えるチェルノブイリ法
第2章 事故の被害とチェルノブイリ法のしくみ
第3章 チェルノブイリ法ができるまで
第4章 チェルノブイリ法が目指したもの
第5章 チェルノブイリ法 20年の歩み
第6章 フクシマへ
第7章 チェルノブイリ法と日本
おわりに